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壺中之天
【こちゅうのてん】


【意味】壺の中の世界。俗世界から隔離された別天地のこと。さらに、酒に酔って俗世間を忘れること。
【用例】●限定出荷という銘酒を手に入れたので別送しました。自慢めくようですが、その味わいは格別のはずです。しばし、壺中の天に遊んでください。憂さ晴らしの酒などは下の下、陶然と暫し壺中の天に遊んでこそ悦楽というものである。
【出典】『後漢書』方術伝
【類語】一壺之天・壺中|日月・壺中|乾坤
【故事】費長房という男が薬売りの老人に招待されて壺に入ると、そこは壮麗な建物がある別天地。彼は酒や料理をたらふくご馳走されて出て来た。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560427