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鼓腹撃壌
【こふくげきじょう】


【意味】腹|鼓を打ち地面を叩く。よい政治のもとで人民が平和を楽しむ様子。太平の世を謳歌するさま。「壌」は土、大地。
【用例】●善政が行き渡れば民が為政者に関心を持たなくてすむというのが鼓腹撃壌の思想だが、政治不信から無関心になるということもある。いつの世でも、国民が政治に期待することは、鼓腹撃壌の安泰を味わいたいということであろう。
【出典】『十八史略』五帝堯
【類語】撃壌鼓腹・撃壌之歌・含哺鼓腹
【故事】古代中国の堯帝は、老農夫が腹鼓を打ち地面を叩きながら、生活に満足しており、「自分には天子など関係ない」と歌うのを聞いて、これでよいと喜んだ。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560435