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三矢之戒
【さんしのいましめ】


【意味】弓の矢は一本だと容易に折れるが、三本では折れにくいという意味。兄弟が仲良くし一致協力するようにとの訓戒。
【用例】●兄弟三人で相続争いしているようじゃ、あの会社も行く末が思いやられる。三矢の戒めぐらい知っているだろうに、協力する気になれないものかね。我が社の不動産、建設、建材の三部門を独立した会社にする。毛利元就の三矢の戒めではないが、今後も協力して、三社共に業績を伸ばしてもらいたい。
【故事】戦国大名の毛利元就は息子の隆元、元春、隆景を呼び、一本では折れやすい矢も三本では折れないことを示して力を合わせるようにと諭した。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560462