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七堂伽藍
【しちどうがらん】


【意味】寺として備えるべき七種の建物のこと。塔・金堂・講堂・鐘楼・経蔵・僧坊・食堂をいうが宗派によって異なる。
【用例】七堂伽藍を備えた奈良の寺を訪ねると、「奈良七重七堂伽藍|八重ざくら」という芭蕉の句を思い出す。平重衡の南都焼き打ちによって、興福寺の七堂伽藍はことごとく灰燼に帰してしまった。
【出典】『義経記』七
【参考】「伽藍」は「精舎」と同じで、僧が集まって仏道を修行する清浄な場所をいう。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560510