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雪中松柏
【せっちゅうのしょうはく】


【意味】雪の中にあっても、緑の色をそのまま保っている松や柏。節操や信念、志を固く守って変えないことのたとえ。
【用例】●この本の著者は、軍国主義が日本中を席捲した第二次世界大戦中にも雪中の松柏の態度を貫いた、筋金入りの自由主義者である。政治家のA氏は不正な金は絶対に近づけないという信条を守り、政治資金として莫大な財産を費消したが、その生き方には雪中の松柏の魅力がある。
【類語】志操堅固・松柏之|操・疾風勁草
【参考】この「柏」はブナ科の落葉高木ではなく、常緑樹であるヒノキ科の植物。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560670