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糟糠之妻
【そうこうのつま】


【意味】貧乏な時代から苦労を共にしてきた妻。「糟糠」は、粗末な食べ物の意。「糟糠之妻は堂より下さず」から。
【用例】●事業に成功した彼は、人が変わったように浪費家になり、糟糠の妻の言葉にも全く耳を貸さなくなった。彼は糟糠の妻に先立たれてから、めっきり老け込んでしまった。
【出典】『後漢書』宋弘伝
【故事】後漢の光武帝が寡婦となった姉を宋弘にめあわせようとした時、宋弘は、自分が富貴になるために糟糠の妻を捨て去ることはできないと言って断ったという。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560712