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多多益弁
【たたえきべん】


【意味】多ければ多いほど巧みに処理することができる。多ければ多いほど都合がよい。才能・手腕にゆとりがあるさま。
【用例】●仕事が多すぎてたいへんだとぼやきながら仕事をするよりは、多多ますます弁ずとばかり頑張って片付けていくほうが気持ちがよい。仕事を始めるに当たっては、多多ますます弁ずで、資金は多いほどいいから、開業にはまだ間があることだし可能な限り集めよう。
【出典】『漢書』韓信伝
【類語】多多|益善し
【故事】漢の高祖|劉邦と名将韓信が語り合った時に、韓信が高祖は十万人程度の用兵能力だが、自分は多ければ多いほど巧みに使いこなすと誇った。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560771