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盗泉之水
【とうせんのみず】


【意味】どんなに苦しくて困っていても、不正なものから助けを借りず、身を慎むこと。「渇しても盗泉の水は飲まず」の略。
【用例】●A氏から食事を誘われたが、最近何かと評判の悪い人だから、盗泉の水は飲むまいと断った。「渇しても盗泉の水は飲まず」という言葉もある。いくら困っても、手を出してはいけない仕事や商売はあるものだ。
【出典】『文選』陸機「猛虎行」
【故事】孔子が盗泉という所を通りかかった時、喉が渇いていたが、盗泉の名を嫌って水を飲まなかったという。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560862