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桃李成蹊
【とうりせいけい】


【意味】徳のある人は、自分からは何も言わなくても、その徳を慕って人々が自然に集まってくることのたとえ。
【用例】●「桃李成蹊」という言葉があるが、先生のお宅には、いつも後輩が集まって教えを受けている。人のいいB氏は、休日の自宅に「先輩、桃李成蹊ですよ」などと若者に押しかけられて、うれしそうに歓待している。
【出典】『史記』李広伝賛
【参考】司馬遷は『史記』で、口べたであったが人格者で人々に敬慕された李広将軍の人となりを、「モモやスモモは何も言わなくても、花の美しさにひかれて人々が集まってくるので、木の下に自然に道ができる」ということわざを引いて、褒めたたえた。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560866