塗炭之苦
【とたんのくるしみ】
【意味】泥にまみれ、火に焼かれるような非常な苦しみ、難儀のたとえ。また、そうした身の上をいう。
【用例】●Aは事業に失敗し、さんざん塗炭の苦しみを味わっただけに、人間として成長の跡が見られる。私たちが夕食後のひととき、テレビを見てくつろいでいる時でも、被災地の人々は塗炭の苦しみにあえいでいるのです。
【出典】『淡窓詩話』上・(塗炭)『書経』仲UNI(867a)之誥
【類語】水火之苦・艱難辛苦
【誤り】途端之苦
| あすとろ出版 「四字熟語の辞典」 JLogosID : 5560885 |