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髀肉之嘆
【ひにくのたん】


【意味】功名を立てたり実力を発揮したりする機会のないことを嘆くこと。「髀肉」は股の肉。
【用例】●彼は自分の専門知識を全く生かせない部署に回され、髀肉の嘆をかこっている。定年後は閑職についていますが、いささか髀肉の嘆をかこっています。
【出典】『三国志』蜀志
【故事】蜀の劉備が志を得ず、寄寓の生活を送っていたころ、長く戦場に出ないため、股に肉が付きすぎ、功名も立てずに時間ばかりが過ぎていくのを嘆いたという。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5560971