四字熟語の辞典 へ 21 弊衣破帽【へいいはぼう】 【意味】ぼろぼろの破れた衣服と帽子。特に旧制高校生が好んだ蛮カラ風の、身なりをかまわぬ服装。【用例】●かつて、弊衣破帽をもって良しとする校風の中にあって、彼のモダンな感覚はひときわ目立つものがあったという。老社長は宴席でいつも寮歌を歌うが、それは弊衣破帽で謳歌した青春へのノスタルジアだろう。【出典】徳富蘆花『思出の記』 あすとろ出版「四字熟語の辞典」JLogosID : 5561050