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亡羊之嘆
【ぼうようのたん】


【意味】学問の道が多方面に分かれていて、真理を得にくいという嘆き、また、途方に暮れること。
【用例】●研究主題を決めかねて、亡羊の嘆をかこっていたが、担当教授の助言でやっと的を絞ることができた。気ばかり多くていろんな事に手を出したが、何一つ成功せず、まさに亡羊の嘆だ。
【出典】『列子』説符
【類語】多岐亡羊岐路亡羊
【故事】中国、戦国時代、逃げた一匹の羊を大勢で追ったが、道がいくつにも分かれていて、とうとう見失ってしまった。これを見ていた楊朱が、学問の道も多方面になりすぎると真理から遠ざかると嘆いた。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5561067