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視而不見
【みれどもみえず】


【意味】視線はそちらに向けているのに見えない。上の空で見ていては、見ていないのと同じだということ。不注意なさま。
【用例】●せっかく黒板に図解までして解き方を書いてみせたのに、君はちっとも理解しない。視れども見えずで、勉強に気持ちが集中していないからだ。仕事のことで頭が一杯だったためか、テレビでドラマをやっていたけど、視れども見えずといった有り様で、気が付いたら終わっていた。
【出典】『大学』
【参考】「心|焉に在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食えども其味を知らず」という。




あすとろ出版
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 5561087