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小原東
【こばらひがし】


旧国名:甲斐

甲府盆地の北東,笛吹川扇状地の扇央の平野部に位置する。地内には縄文時代・平安期・鎌倉期の大泉庵遺跡,奈良期・平安期の大規模な集落跡である日下部遺跡があり,隅丸方形の竪穴住居跡30数軒や倉庫跡などが確認されたほか,墨書土器・須恵器・金具・刀子・鎌・釘・銙帯金具・青銅製金具など多数を出土した。ほかに,奈良・平安期の立司遺跡・原堰遺跡・大堀北遺跡・大堀東遺跡・大堀南遺跡などがある。
小原東分村(近世)】 江戸期~明治8年の村名。
小原東(近代)】 明治後期・大正期~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7096989