掛塚藩(近世)

江戸期の藩名譜代・小藩居所は遠江【とおとうみ】国豊田郡掛塚（現竜洋町）寛永18年加々爪直澄が父忠澄の遺領9,500石を継ぎ，自己の采地500石と合わせて１万石となり立藩寛文８年3,000石加増寛文４年の藩領は，遠江国豊田郡小山・横井・延久・太田・箕取・大海・向笠上・向笠中・向笠新屋・向笠竹内・向笠西・勾坂中，山名郡新池・西島・玉越・沖山梨村の16か村6,500石，武蔵【むさし】国比企・相模【さがみ】国高座両郡のうち７か村3,500石の計１万石（寛文印知集）天和元年直清改易，廃藩

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7348935