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FOMA
【フォーマ】


Freedom Of Mobile multimedia Access/フォーマ

NTTドコモが2001年5月に試験サービスを開始し、同年10月から本サービスを開始したIMT-2000方式による携帯電話サービス携帯電話の世代としてはアナログ方式、PDC方式に次ぐ第3世代に位置する。{LF}国際電機通信連合(ITU)の定めた次世代携帯電話方式の標準規格IMT-2000の技術仕様の一つである「W-CDMA」を採用している。{LF}IMT-2000は高速なデータ通信が特徴で、FOMAサービス開始当初に提供されるパケット通信サービスは、ベストエフォート型による下り384kbps、上り64kbpsデータ通信が可能である。回線交換方式での通信速度は64kbps。将来的には、静止時の通信速度が下り2Mbps程度まで向上するとされている。{LF}従来のPDC方式と同様に、FOMAでも「iモードサービスが提供される。iアプリの容量制限緩和など、従来のiモードでは通信速度の制約などから困難だったサービスも用意されるほか、高速な通信速度を生かして動画や音声を配信するサービス(iモーションなど)も提供されている。{LF}しかし、特に動画配信では、0.2円/128バイトという通常のパケット通信サービスの料金体系では通信料金が暴騰してしまうため、パケット通信をよく使うユーザ向けに大幅な割引プランが用意されている。{LF}このほか、ICカードに加入者情報を登録し、複数の端末を使い分けられるサービスなども提供されている。
◆関連用語
NTTドコモ;サービス;IMT-2000;携帯電話;PDC;ITU;W-CDMA;データ;パケット通信;ベストエフォート型;iモード;iアプリ;iモーション;バイト;ユーザ;ICカード;端末




インセプト
「IT用語e-Words」
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