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CMBS(Commercial Mortgage Backed Securities)
【しーえむびーえす】


CMBS/Commercial Mortgage Backed Securities

不動産証券化において、株式会社またはTMKが保有する実物不動産(または信託受益権)を裏付けに発行される社債または特定社債。もともとは米国の商業用不動産ローン債券担保証券を意味するものであったが、日本では社債発行会社(主にSPC)が実物不動産(または信託受益権)を有している場合、および商業用不動産担保ローンを有している場合の双方ともCMBSと呼ばれる。
基本的には最終償還まで5年程度のものが普通である。ただし、そのうち通常の運用期間は3年程度であり、原則としてこの段階で償還されることになっている。残りの2年ほどは「テール期間」と呼ばれ、3年経過時点の償還がうまくいかなかった場合の償還原資確保のための物件処分の期間となる。この物件処分により大量の物件が市場に出回り、不動産市況の低下を引きおこすのではと懸念されたものが「CMBS(の2010年)問題」である。




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日経BP社
「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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