資産流動化型証券化
【しさんりゅうどうかがたしょうけんか】

特定の不動産を流動化することによる資金の調達を目的とした証券化。オリジネーターが資金調達や財務体質改善などを目的として証券化対象となる不動産をSPVへと譲渡し、当該不動産の生み出す収益を裏付けに資金調達を行うといったスキームである。資産流動化に関する法律（資産流動化法）はこのスキームを想定して制度化されたものである。このスキームの場合のSPVはSPC（特別目的会社）やSPT（特定目的信託）などを用いる。証券化対象の不動産の存在が前提となるため、「資産ありきの証券化」といえる。
【参照キーワード】
資産運用型証券化

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日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524376