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- 駒形どぜうとは
「駒形どぜう」の関連ワード⇒ 明神下 神田川本店 神田きくかわ 神田店 なかや蒲焼店
- 駒形どぜう【こまかたどじょう】
- 越後屋助七の名を継いで200年余
江戸の大店を思わせる出桁造りの建物は、昭和39年の再建ながらすっかり古格を帯びて、いかにも享和元年(1801)創業の老舗にふさわしい。1階大広間は、大勢の客が一緒に座る昔ながらの入り込み席。2階には数寄屋風や掘りごたつの座敷があって、外観も店内も江戸情緒にあふれている。
店で用いる大分県宇佐市院内産のどじょうは、温泉で育てるため骨がやわらかく、安全性も高い。米は宮城県登米産の無農薬栽培のひとめぼれ、味噌は江戸甘味噌と京都の赤味噌を合わせるなど、食材へのこだわりは並々ならない。
6代目越後屋助七を名乗る現当主は「うちには『丸どじょうだけを使うべし、暖簾を外に出すべからず、武道すべからず』という家訓があるんです。でも渋谷の宇田川町に支店を出してますし、骨を抜いたどじょうも使ってますから」今でも守られているのは「武道すべからず」だけ、と笑う。とはいえ家訓にはないけれど、建物と味は昔ながらを守っていきたいという。
[最終更新日:2013-12-06/JLogosid:14070793]
関連項目:
明神下 神田川本店 神田きくかわ 神田店 なかや蒲焼店
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