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- ひら井とは
「ひら井」の関連ワード⇒ 明神下 神田川本店 神田きくかわ 神田店 なかや蒲焼店
- ひら井【ひらい】
- ほろっと苦い、名物くりから焼き
明治36年(1903)の創業以来現在まで、変わらず天然どじょう一本で商いをつづける。扱うどじょうは青森・茨城・千葉県産など。ところが3代目当主の平井太朗さんは、ちょっとユウウツそうな顔でこう話す。
「昔は、産地まで指定して問屋に注文したものなんですが。今は米を育てるとき、田んぼに化学肥料を撒くし、冬に水を張らなくなったでしょう。だから田んぼにどじょうが住めないんですよ。数が激減して、天然どじょうの確保は大変です。うちもそろそろ、輸入の天然ものか国産の養殖ものかなぁ」
さて、そんな貴重な天然どじょうを使う当店の名物が、どぜうくりから焼きだ。開いて頭と骨、肝と腸を残して串を打ち、たれにつけてこんがり焼いたもの。独特の苦みが日本酒によく合う。つまみならどじょうの天ぷらもいい。以前はどじょうひと筋だったが、今では「どじょう嫌いが増えたから」と、きす、あなごなど魚介の天ぷらもいろいろそろう。
[最終更新日:2013-12-06/JLogosid:14070795]
関連項目:
明神下 神田川本店 神田きくかわ 神田店 なかや蒲焼店
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