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![]() | 銀山(中世) 戦国期にみえる地名石見国邇摩【にま】郡佐摩【さま】郷のうち銀山川の源をなす通称大森銀山・石見銀山の周辺地域現在の大田【おおだ】市大森町銀山「銀山」なる地名は銀の出土に関係すると考えられるが,通称大森銀山の名を中世の文書によって確認することはできない永禄6年3月10日付の「尼子義久銀山屋職宛行状」(立原福原両家伝抄/旧県史8)や年未詳10月3日付の「足利義昭御内書」(吉川家文書/大日古9)などにみえる「石州銀山」,もしくは「銀山」が一般的な名称であったと考えられる明確な史料的初見は永禄2年6月4日の「毛利元就同隆元連署願書」(萩閥84)で,「一於銀山拾五貫前寄進之事」とみえる石州銀山の開発は,所伝によれば延慶年間といわれる(石見銀山旧記など)が,本格的な開発は大永5年,博多の神谷寿貞(寿禎・寿亭)によるとされる大内義興は山吹城・矢滝城を築いて銀山守備の要害としたが,享禄4年に川本温湯【ぬくゆ】城に拠る小笠原長隆が矢滝城を攻略して銀山を入手した以来永禄5年毛利元就が銀山を攻略し占有するまでほぼ30年間にわたり,大内―小笠原・大内―尼子・毛利―尼子と激しい銀山争奪戦が繰り返され,石見銀山は中国地方における戦国争覇の焦点となった天文2年,大内義隆が小笠原氏より銀山を奪回した直後,神谷寿貞は宗丹・桂(慶)寿を伴って銀山に入り,ここでわが国最初の銀の現地製錬に成功したこの技法は間もなく佐渡(新潟県)・生野(兵庫県)・伊豆(静岡県)・院内(秋田県)など全国各地の金銀山に伝えられ,16世紀中期から17世紀にかけてのわが国貴金属鉱業の最盛期を現出する端緒をなした16世紀後半からのポルトガルの東インド貿易を支えたのは日本の銀であり,ポルトガルでは日本銀をソモあるいはソーマ銀と呼んだソーマは佐摩【さま】で石見銀が日本銀の代名詞となった大内義隆が天文4年の後奈良天皇即位の資として多額の銀を献上したのをはじめ,毛利元就も正親町天皇の即位の資として銀2,000貫を,また永禄7年からは禁裡御料所として毎年多額の銀を貢納した天正9年7月5日の「石見銀山納所高注文」(毛利家文書/大日古8)によると,銀2,500貫を「前々より御公用分」,165貫を「聖門領」として納めている同12年に石見銀山は毛利氏から豊臣秀吉に譲られ,豊臣氏から近実(藤)若狭守,毛利氏からは三井善兵衛が銀山に派遣されて共同管理にあたった同13年,秀吉が金5,000枚・銀3万枚を「諸侯卿太夫」に頒賜し,「関白殿仰せ出され候趣,何篇によらず違背すべからざる御事」を誓約させたが,その銀は石州銀であった(古事類苑)という文禄・慶長の役の際の軍資金もまた博多で鋳造された石州銀であった(同前)関ケ原の戦の直後,徳川家康は石見東部の要所に「濫妨狼藉」「放火」「田畠作毛苅採」の3か条の禁令を出し(吉岡家文書),次いで11月には大久保十兵衛・彦坂小刑部を石見銀山に派遣し銀山と毛利氏の所領を接収した以後江戸期を通じて江戸幕府の直轄地として「石見銀山御料」と称した元和3年4月24日付の「吉川広家功臣人数帳」(吉川家文書/大日古9)には「御用ニ罷立衆」の1人として,「銀山 高畠源二郎」がみえる→大森 |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
![]() | 銀座(近世) 江戸期~昭和4年の町名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
![]() | 銀座【ぎんざ】 東京の銀座は日本を代表する大繁華街として世界的にも有名である... |
出典:日本実業出版社「道と路がわかる事典」
![]() | 銀山【ぎんざん】 (近代)昭和48年~現在の仁木町の町名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
![]() | 銀行【ぎんこう】 bank[C] *銀行にお金を預ける deposit money in a bank / 銀行から金を下ろす withdraw [draw] money from a bank / 銀行から融資を受ける get a bank loan / 銀行と取り引きがある have an account with a bank *銀行に50万円預金がある I have 500,000 yen in the bank. *新しいカメラを買うために銀行口座から5万円引き出した I withdrew 50,000 yen from my bank account to buy a new camera. *彼女はその事業のために銀行から多額の借金をした She borrowed heavily from the bank for the business. [複合語]銀行員 a bank employee [clerk], a teller / 銀行家 a banker / 銀行間取引 interbank dealings [trade] / 銀行券 a bank note / 銀行強盗 (行為)a bank robbery [holdup];(犯人)a bank robber / 銀行小切手 a bank check / 銀行税 bank tax / 銀行法 the Banking Act / 銀行預金 a bank account / 血液銀行 a blood bank / 信託銀行 a trust bank / 世界銀行 the World Bank / 地方銀行 a regional bank / 都市銀行 a city bank / 取引銀行 one's bank / 日本銀行 the Bank of Japan [関連語] *預金残高 the bank balance / 残高照会 balance inquiry / 普通預金(口座) a savings account,《英》a deposit account / 当座預金(口座) 《米》a checking account,《英》a current account... |
出典:東京書籍「アドバンスドフェイバリット和英辞典」
![]() | 銀村(近世) 江戸期~明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
![]() | 銀杏坂【いちょうざか】 水戸市三の丸1丁目と宮町2丁目の境にある坂... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
![]() | 銀山新畑村(近世) 江戸期~明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
![]() | 銀山神社【ぎんざんじんじゃ】 下県(しもあがた)郡厳原(いずはら)町樫根にある神社... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
![]() | 銀山上神社【ぎんざんじょうじんじゃ】 下県(しもあがた)郡厳原(いずはら)町久根田舎にある神社... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
![]() | 銀も金も玉も何せむにまされる宝子に如かめやも 【名言名句】 銀も金も玉も何せ むにまされる宝子に如かめやも 【解説】 銀も金も宝石も、どれほどの価値があるだろう... |
出典:あすとろ出版「名言名句の辞典」