- JLogos検索辞書>
- 中とは
『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。
◆関連辞書(JLogos内)
- amazon商品リンク
」を検索
 | 中勢【ちゅうせい】 三重県の地域区分の１つ，中伊勢の略称 |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
 | 中村(中世) 鎌倉期～織豊期に見える村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 中【なか(1)】 ①【内部】the inside ━━中に[で] in; inside ━━中へ into ━中━ (1)inは空間を意識して基準となるものの内部にある状態を表す. (2)insideは外部との境界が強く意識されて,基準となるものの内側にあることを強調する場合に用いられる. (3)intoは基準となるものの内部へ入り込むという「移動」や「連続」の様子を表す. 【中に】 *森の中に小さな古い社(やしろ)があった There was a small old shrine in the woods. *部屋の中に入ってみよう Let's go into the room. *ぬれないように中に入りなさい Come inside so that you won't get wet. *パンを袋の中に入れた I put the bread into a bag. *洗濯物を家の中に入れてください Please bring in the washing. ◆*私は地下鉄の中に傘を忘れた I left my umbrella on the subway. / この包みの中には非常用の食料や飲料が入っている This pack contains food and drinks for emergencies. / 彼はその秘密を心の中にしまっておいた He kept the secret to himself. 【中が・は】 *箱の中が見たい I want to see 「the inside of [inside] the box. *家の中は涼しい It's cool inside [in] the house. ◆*家の中が散らかっていてごめんなさい Please excuse the messy house. / 試験が始まったとたん,頭の中が真っ白になった My mind went blank as soon as the exam began. 【中を】 *2匹の犬が雪の中を走っている Two dogs are running in the snow. *私は店の中をのぞいた I looked into the store. ◆*その道は森の中を通っている The path lies through a forest. 【中から】 *ドアは中からかぎがかかっている The door is locked from the inside. ◆*栄一はかばんの中から辞書を取り出した Eiichi took a dictionary out of his bag. / 茂みの中から(→茂みから)人影が現れた A figure emerged from the bushes. / 建物の中から歌声が聞こえた I heard someone singing from within the building. 【中で】 ◆*私は人込みの中で彼を見失った I lost him among the crowd. / 電車の中でたばこを吸うな Don't smoke on the train. / この動物は土の中で冬を越す This animal spends winter under the ground. 【中の】 *トラックが通ると家の中の物が揺れた Things in the house shook when a truck passed by. ②【範囲内で】in(◆団体名などの前で用いる);of(◆数・allなどの前で用いる);among(◆3つ以上を表す語の前で用いる) [参照]⇒なかでも,なかには *英雄の中の英雄 a hero among heroes *父は家族の中でいちばんの早起きだ My father is the earliest riser in our family. *君たちの中でだれがいちばん女の子にもてるの Who [Which] of you is the most popular with the girls? *クラスメート[クラス]の中でだれがいちばん女の子にもてるの Who is the most popular with the girls 「among your classmates [in your class]? *君たちの中でボランティア活動をしたことがある人は何人いますか How many of you have ever done volunteer activities? *優勝者は6人の決勝進出者の中から選ばれる The winner will be selected from among six finalists. *この中から1つ選んでください Choose one out of these. ◆*乗客の中には日本人が15名含まれていた The passengers included 15 Japanese. / それらのセーターの中から私は赤いのを選んだ I selected a red one from those sweaters. / 彼は私の人生で出会った中で最も正直な人だ He is the most honest man (that) I have met in my life. / 政治家の中には私腹を肥やすことしか考えていない人もいる Some politicians are preoccupied with promoting their own interests. ③【最中に】 *お忙しい中お越しいただいてありがとうございます Thank you very much for coming in spite of your busy schedule. *彼はすさまじい雨の中,仕事に出かけた He went to work in a terrible rain. *私たちは日常生活の中で様々なごみを出している We produce all kinds of waste in our daily lives. *スミス先生は話の中でいくつかの日本の慣習について触れた In her speech, Ms. Smith referred to several Japanese customs. ④【その他】 *心の中を打ち明ける say what's on one's mind *その監督の指導は厳しい中にも優しさがあった There was gentleness even in the coach's strict leadership. *山田は中4日おいての登板です Yamada is pitching after a four‐day rest.... |
出典:東京書籍「アドバンスドフェイバリット和英辞典」
| 中津藩【なかつはん】 (近世)江戸期の藩名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
| 中津藩(近世) 江戸期の藩名譜代大名帝鑑間詰天正15年,豊臣秀吉の九州平定に軍奉行として活躍した黒田孝高は,その論功により,7月3日豊前国京都【みやこ】・築城【ついき】・仲津・上毛(現福岡県)と下毛・宇佐(ただし妙見・竜王の両城は除く,現大分県)の6郡12万5,000石(一説には15万石)を受封し,ここに中津藩が成立した孝高は,播磨国山崎から京都郡馬ケ岳城に入り,下毛郡時枝に移って領内検地を実施し,翌16年中津に入って城郭の造営を行った肥後国人一揆に呼応した豊前国人衆の反乱を鎮圧し,同17年5月長男長政に家督を譲った慶長5年関ケ原の戦後,長政は筑前名島(のち福岡)52万3,100石余に転封した同年2月徳川家康に大坂屋敷の台所料として豊後国速見郡・木付廻6万石を加増された細川忠興は,関ケ原の戦功で新たに豊前一国と豊後国国東【くにさき】郡を与えられ,合わせて30万石(実高39万9,599石6斗)の藩主として12月丹後宮津から豊前中津に入部した同7年11月忠興は居城を小倉に移し,中津城には嫡子忠利が入った忠興は領内検地・国割・城割・刀狩りを断行し,地方支配に固有な手永制度を採用した細川氏は朱印船貿易を実行するとともに,入封当初はガラシャ夫人の影響もあってか,キリスト教の布教活動には好意的であったしたがって細川氏の家臣団や領民にキリシタンが多く,約2,100名を数えている幕府の禁教令により,慶長19年には4月15日までに2,047名の転宗者がでている(松井家文書)転宗者の地域別人数は小倉町534・規矩【きく】(企救)郡27・京都郡8・田川郡120・仲津郡24・築城郡56・上毛郡56(以上,現福岡県),中津・下毛郡・宇佐郡・国東郡・速見郡・木付廻(以上,現大分県)が1,079名規矩郡では慶長7年から小倉城の構築と城下町の建設が始まり,諸国から商人を集め,城普請に貢献したものには屋敷地を与え,地子と賦役を免除したために人数も一挙に7,000人に増大した慶長6年から寛永6年までの29年間に中国地方から豊前国規矩郡へ移動した入百姓は511件,1,563人元和8年の豊前国規矩人畜改帳によると,規矩郡の人数は1万893人(武士を除く)で,慶長6年～元和8年の入百姓数1,186人は10.9%にあたるすなわち規矩郡人口の1割は中国地方からの流入人口で,豊前小倉には周防町・長門町が立ったまた同期間に筑前から規矩郡の村々へ流入した農民は148件,368人を数える(松井家文書)「人畜改帳」によると,元和8年の人数は京都郡5,676・田川郡1万5,247・仲津郡7,809・築城郡3,543・上毛郡4,449元和6年閏12月25日忠興が致仕して三斎宗立と号し,翌7年忠利が第2代藩主として小倉城に入ってからは,三斎は一国一城令で例外的に残置された中津城に再び戻った寛永9年10月28日細川氏が加藤氏改易後の肥後54万石に移封後,中津には播磨国竜野6万石より2万石の加増で譜代大名小笠原長次が入封した細川氏の旧領地には小倉に忠真,竜王に重直,木付に忠知と小笠原4家が配置された当藩8万石の領域は,上毛郡のうち19か村(大ノ瀬・直江・別府【びゆう】・宇野・垂水・唐原【とうばる】・幸子【こうじ】・原井・百留・広津・小犬丸・今吉・鈴熊・吉岡・八並・中村・土屋・小祝・仁料)・6,647石9升,下毛郡一円82か村・3万1,967石2斗4升2合,宇佐郡のうち124か村・4万1,385石6斗6升8合である17世紀半ばには城下に水道も施設し,城下町の整備・拡張が行われた小笠原氏は長次・長勝・長胤と続くが,長勝の時,延宝6年財政危機打開のため郡代岩波源三郎を登用し,延宝改革を断行したが,一連の苛政と領民の他国・他領への逃散が幕府の耳に入り,幕府の叱責を受けた元禄11年7月28日幕府は長胤の苛政と乱行を理由に領地を没収,弟長円に上毛郡19か村・6,841石,下毛郡61か村・2万4,151石余,宇佐郡11か村・9,006石余の4万石を与え,あとの半知を幕府領に編入したまた享和元年長円の長男長  が6歳で病死,世嗣断絶で所領没収となり,弟長興が播磨国安志1万石を与えられた同2年奥平昌成が丹後宮津9万石より中津10万石の藩主として入封した藩領域は豊前の上毛郡のうち19か村・7,089石余,下毛郡のうち61か村・2万4,144石余,宇佐郡のうち84か村・3万841石余,筑前国怡土【いと】郡のうち29か村(現二丈町に17か村,前原町に12か村)・1万7,908石余,備後国甲怒・神石・安那3郡内2万15石余で,九州以外にまで拡大した享保6年の領内人数は9万8,624人昌成以後は昌敦・昌鹿・昌男・昌高・昌暢・昌猷・昌服・昌邁と9代・150年余の藩政が展開された筑前領の飛地支配には代官制を採用し,代官所は享保2年には神在(現前原【まえばる】市)に設けられ,同6年に武代官所,寛政11年には深江庄屋堤次左衛門邸に移り,文政12年深江役所が設置され,本庁・郡奉行詰所・代官詰所などが整備された藩の財政は奥平氏入部当初から苦しく,藩政を推進していくために倹約令を頻発し,新田開発をはじめ,藩札と加印札・預かり切手の発行,運上増徴,問屋株の設置,殖産政策(和傘・櫨蝋・藍玉など)を採用し,宝暦・天明・天保の三大改革を断行した文化9年には豊後岡藩に端を発した豊後・豊前に及ぶ百姓一揆の波が当藩にも及び,宇佐郡赤尾丹治らによる大庄屋・庄屋役宅26軒の打ちこわしが行われ,藩庁をも襲おうとする勢いであった学問・文化としては,藩主奥平昌高の「蘭語訳撰」(和蘭辞書),大江春塘「中津バスタード辞書」(蘭和辞書)の出版,藩医前野良沢らの「解体新書」,村上玄水の「解体図説」の刊行,古学の藤田敬所,国学の渡辺重名・重春・重石丸,蘭医学者福沢諭吉,文人画家池大雅の活躍,寛政2年の藩校進脩館設立などがある「旧高旧領」による当藩領は,宇佐郡のうち129か村・3万6,142石余,下毛郡のうち74か村・3万4,525石余,上毛郡のうち22か村(土佐井・直江・土屋・別府・小祝・百留・八ツ並・中村・吉岡・楡生・広津・小犬丸・鈴熊・今吉・幸子・上垂水・下垂水・宇野・大瀬・下唐原・上唐原・原井,ただし土佐井・直江・土屋・別府の4か村は豊津藩との相給村)・9,469石余,筑前国怡土【いと】郡のうち32か村(深江・淀川・深江町・松末・石崎・波呂・長石・満吉・唐原・片峰・河原・新片峰・一貴山・佐波・堀・真名子・福井・大入・長野・飯原・蔵持・八島・有田・平原・富・岩本・神在・武・松国・瀬戸・川付・小蔵,ただし福井・岩本の2か村は厳原【いずはら】藩との相給)・1万8,035石余,備後国甲奴郡のうち12か村・3,938石余,同国安那郡のうち2か村・786石余,同国神石郡のうち22か村・5,290石余明治初年の戸数2万767・人口9万8,542(藩制一覧)明治4年7月14日の廃藩置県で中津県となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 中村(近世) 江戸期～明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 中村(近世) 江戸期～明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 中鶴炭鉱【なかつるたんこう】 中間市と北九州市八幡西区にまたがってあった炭鉱... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
| 中鶴炭鉱【なかつるたんこう】 中間市と北九州市八幡西区にまたがってあった炭鉱... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
| 中村(中世) 平安末期～室町期に見える村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 中野郷(中世) 平安末期～戦国期に見える郷名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
