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![]() | 幣島之荘(中世) 室町期に見える荘園名摂津国西成郡のうち崇禅寺支証目録の嘉吉3年4月11日の僧永巡祠堂田寄進状案に「幣島之庄」と見える(藻井泰忠氏所蔵文書/吹田市史4)当荘内の1反270歩が柴島崇禅寺祠堂田として寄進されているが,その地は「中嶋内在之,一所字張三百拾五歩,一所木白名字半廿歩,一所五本松イハラクロ日(ママ)是也」3か所に分かれ,河川の氾濫をうけやすい劣悪地であったまた,「但本役ハ公方へ自百姓方可弁也,加地子分壱段別ニ弐斗宛任庄之法,幣島之庄納桝以定」とあり,室町幕府奉行人飯尾備中入道の裏判が据えられていることから,こうした島の開発地は室町将軍家の料所,永巡の寄進分は加地子分で,荘の法に任せて荘の納桝で毎年11月に納めることと定められていたまた「下百姓式(職)」は当地の住人幣島亀松丸が所有していることが知られるまた,文安4年6月6日の崇禅寺領目録並細川道賢(持賢)安堵状案には「一,幣島内 幸徳庵分 参段半」と「一,同幣島内壱段大三十歩 永巡書記寄進分」が記されている(同前)ほかに,宝徳3年5月12日の細川道賢(持賢)安堵状案では長塩修理進之能が「摂津国中島崇禅寺領同所幣島内尼崎大吉右衛門跡下地」を寄進しているが,この場合は崇禅寺が領主職をもち,欠所地として加地子分を得た之能が同寺に寄進したものである(同前)応仁の乱の際,西軍を援けて上京した大内政弘は文明2年3月15日,「摂津国中島・幣島内拾五石」を配下の椙杜弘康に預けている(萩藩閥閲録/大日料8-3)また,明応8年3月,摂津守護細川政元の被官長塩修理亮から江口の関務を妨害された飯尾貞連は,住吉社雑掌と本年貢収納について協議した上で,幕府の許可を得,当地に関所を移転した(飯尾文書/府史)さらに下って,「証如日記」天文5年4月10日条には「中島五ケ所之衆〈海老江・野里・三番・大和田・幣島〉従去年種々依申」とあり(石山日記),当地にも一向衆が進出して門徒集団が形成され,下中島の近隣諸村が連合し,本願寺役を負担するとともに,交渉にも当たっていることがわかるなお,中世以外は御幣島【みてじま】と称し,現在の大阪市西淀川区御幣島を中心とするあたりに比定される |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
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出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
![]() | 幣【ぬさ】 [1]神に祈るときのささげ物... |
出典:東京書籍「全訳古語辞典」
![]() | 幣の松原【にぎのまつばら】 糸島郡志摩町の芥屋と野北を結ぶ松原... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
![]() | 幣舞【ぬさまい】 釧路地方中部,旧釧路川下流左岸の段丘縁部... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
![]() | 幣立神社【へいたてじんじゃ】 阿蘇郡蘇陽町大野にある神社... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典」
![]() | 幣【まひ】 まひ【幣】(マイ)謝礼として神に奉ったり、人に贈ったりする物... |
出典:東京書籍「全訳古語辞典」
![]() | 幣袋【ぬさ-ぶくろ】 (旅の安全を祈願して道祖神にささげるための)幣を入れて携帯するための袋... |
出典:東京書籍「全訳古語辞典」
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出典:ベネッセコーポレーション「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」
![]() | 幣・幣帛【み-てぐら】 神へのささげ物の総称... |
出典:東京書籍「全訳古語辞典」
![]() | 幣帛【へい-はく】 ⇒ぬさ[1]... |
出典:東京書籍「全訳古語辞典」