ケータイ辞書JLogosロゴ 大平(近代)


青森県>むつ市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ大湊村,昭和3年大湊町,同34年大湊田名部市,同35年からはむつ市の大字。明治24年の戸数56・人口398,厩10,学校1,水車2,船1(徴発物件一覧)。大正8年農業補習学校が大平尋常小学校に併置され,昭和10年青年学校となる。のち同23年に閉校。明治期は鱈・鰮を産し,漁間期は北海道・樺太などの出稼ぎが多かった。大正10年国鉄大湊線が開通し,大湊駅が開設。大平の西方沖合はハマグリの繁殖地帯であり,毎年11月になると白鳥が群来した。近年大平岸壁埋立てにより,白鳥の群来は田名部大瀬橋付近に移動した。昭和17年国鉄職員・日通職員の住宅140戸が建設された。同21年大湊保健所(現むつ保健所)が設置された。同じ22年むつ技術専門学校,同38年大平中学校,同39年県立むつ工業高校が開校。同41年一部が山田町・文京町・大平町・並川町・大湊新町となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7250375
最終更新日:2009-03-01




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