ケータイ辞書JLogosロゴ 新町(近世)


青森県>むつ市

 江戸期〜明治22年の町名。田名部村地内の町場(田名部町)の1町で,田名部五町の1つ。田町とも称した。田名部町の南端に位置し,田名部川を隔てて北東に横迎町,北に本町がある。野辺地方面への街道の入口にあたり,田名部大橋が架かっていた。周辺には田があったという。享和2年の家数55(原始謾筆風土年表)。大橋下には海産物の囲蔵が数棟あり,陸奥湾に面した大平湊へ川下げしたという(下北半島史)。大永2年宏智聚覚の開山である円通寺と寛永2年に五戸から移されて再興された徳玄寺がある。明治初年の「国誌」によれば,上新町・中新町・下新町に分けられ,上新町は西南の町の入口から中新町十字街までの東西に長さ1町2間・幅3間余,中新町は北大橋元から南の徳玄寺門前まで長さ28間・幅3間余,下新町は中新町十字街から東の円通寺門前まで長さ21間余・幅3間余とある。また当町内には和歌山字吉小路が中新町の東側より東へ,裏通が中新町の東並にあり,この3町2小路の家数55,多くは農家であるが工商ともに雑居するとある。明治22年田名部村田名部の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7251258
最終更新日:2009-03-01




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