ケータイ辞書JLogosロゴ 田屋敷(近代)


青森県>青森市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ造道村,昭和2年浜館村,同30年からは青森市の大字。明治24年の戸数13・人口92,厩6(徴発物件一覧)。明治18年に浜館村見取に開校した浜館小学の学区となり,同43年に同校は地内字下り松に新築移転して現在に至る。昭和20年代までは旧来の田園地帯。同30年代から住宅と人口が増加し始め,同38年には36世帯・252人に達した。同43年に国鉄東北本線の南方移転にともない,東青森駅が西隣の古館字安田に開業した。もっとも駅構内は田屋敷の北部の字増田に大きくまたがる。駅の北側の増田地区は,いま北西隣の松森の市街地につながり,急速に新しい住宅街を形成しつつあるが,増田の駅の南側と,従来の集落を中心とする南部の字下り松一帯には,なお水田がひろがる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7251509
最終更新日:2009-03-01




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