ケータイ辞書JLogosロゴ 戸山(近代)


青森県>青森市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ造道村,昭和2年浜館村,同30年からは青森市の大字。明治24年の戸数64・人口378,厩27(徴発物件一覧)。明治18年に浜館小学校の学区となり,現在は隣接する駒込の戸山西小学校の学区となる。明治期から昭和初年までは旧来の田園地帯。昭和3年に歩兵第5連隊の練兵場が青森市から移転開設された。字赤坂の南部と西隣の駒込地内にほぼ半々にまたがり,およそ37万坪におよぶ広い地域。昭和20年の廃止まで使用された。周囲は依然として農村であるが,住宅や人口は徐々に増加し,昭和38年には180世帯・820人を数える。同40年代に県住宅供給公社によって大規模な戸山団地の造成が開始され,同47年から竣工のブロックごとに入居した。用地はもと練兵場の全域。近代的なニュータウンをめざし,昭和65年に完成の予定。団地が完成しても,北部・東部・南部の三方に,田畑地・山地が残る。北部を通って,新城〜八幡林間を結ぶ国道4・7号の青森環状バイパス建設が予定される。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7251727
最終更新日:2009-03-01




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