ケータイ辞書JLogosロゴ 高禅寺村(近世)


岩手県>一戸町

 江戸期〜明治22年の村名。二戸郡のうち。盛岡藩領。享保20年から福岡通に属す。村高は,「正保郷村帳」118石余(田64石余・畑54石余),「貞享高辻帳」148石余,「邦内郷村志」では高全寺村と見え152石余,「天保郷帳」263石余,「安政高辻帳」211石余,「旧高旧領」では高善寺村と見え152石余。「仮名付帳」には当村の枝村に西法寺村が見える。「邦内郷村志」では家数60・人数235,神社は牛頭天王社で別当は喜楽院。「本枝村付並位付」によれば高善寺村と見え,位付は上の上,家数82,集落別内訳は本村4・古館1・野田77。天保3年の「福岡通御代官所御郡分書上帳」によると,村高152石余のうち蔵入高70石余,給人は2人。明治元年弘前藩取締,以後黒羽藩取締,九戸県,八戸県,三戸県,江刺県,青森県を経て,同9年岩手県に所属。同18年の村の幅員は東西約12町・南北約8町,税地は田3町余・畑56町余など計68町余,戸数76・人口424(男224・女200),馬14,職業別戸数は農業39・工業18・商業16。同22年一戸町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7253693
最終更新日:2009-03-01




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