ケータイ辞書JLogosロゴ 下油田村(近世)


岩手県>花泉町

 江戸期〜明治8年の村名。磐井郡のうち。はじめ仙台藩領,万治3年一関藩領,寛文11年仙台藩領,天和2年からは一関藩(田村氏)領。村高は,寛永検地75貫余(田69貫余・畑6貫余),「元禄郷帳」594石余,「安永風土記」120貫余(田107貫余・畑13貫余),「天保郷帳」1,018石余,「旧高旧領」1,218石余。明和9年の家数114(封内風土記)。「安永風土記」によれば,人頭122,家数125(うち水呑2・借屋1)・人数は男351・女313の計671(ママ),馬72,神社は鎮守の愛宕社のほか八幡社・祇園社,修験は本山派明楽院がある。文化13年には人頭112で,これは天明の飢饉によるものと考えられる(磐井郡元流郷村史)。明治4年一関県を経て,水沢県に所属。同8年油田村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7253944
最終更新日:2009-03-01




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