ケータイ辞書JLogosロゴ 小野村(近代)


宮城県>鳴瀬町

 明治22年〜昭和30年の桃生郡の自治体名。小野本郷・福田・新田・高松・根古【ねこ】・牛網・浜市・川下・上下堤【じようげつつみ】の9か村が合併して成立。大字は旧村名を継承,9大字を編成。ただし福田村のみ西福田と改称。役場を大字小野に置く。初代村長は旧根古村出身の安積雄一郎。明治25年11月23日小野の大火で村役場をはじめ130戸を焼失(鳴瀬町誌)。大正14年の世帯数762・人口4,547(宮城県統計書)。昭和3年私鉄宮城電鉄(現国鉄仙石線)が開通,牛網字村松に陸前小野駅を開設。同22年小野村立小野中学校開校。同30年野蒜【のびる】村・宮戸村の2か村と合併,鳴瀬町の成立に伴い村名解消。村制時の9大字はそれぞれ鳴瀬町の現行行政地名に継承された。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7255795
最終更新日:2009-03-01




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