ケータイ辞書JLogosロゴ 尾山村(近世)


宮城県>角田市

 江戸期〜明治22年の村名。伊具郡東根のうち。仙台藩蔵入地と,大条・大立目・佐々氏の給地。「元禄郷帳」の村高1,309石余,「天保郷帳」では1,595石余。村内に金津町と称する宿場があり,横町・荒町・立町より構成されている。安永年間の村況は,村高156貫余(うち蔵入地24貫余・給地132貫余),田代134貫余・畑代21貫余(うち茶畑770文),人頭182(寛永検地の竿答百姓138)・家数191(村住居96・町住居95,うち名子5・借屋4)・人数763・馬数99,産物は釣柿・楮。神社は寛永年間勧請と伝える村鎮守高玉社,香取社・熊野社・鹿嶋社。仏閣は阿弥陀堂2,薬師堂。寺は,大同2年開山と伝える真言宗阿弥陀院延寿寺,永禄3年開山と伝える真言宗毘沙門寺成就院,寛永元年開山と伝える真言宗真福寺,正徳年間中興の浄土宗称名寺,大然諄碩和尚の開山と伝える曹洞宗西園寺。修験は大先達御師格本山派鎮護寺東光院・東光院六供小先本山派智厳院・小先本山派本浄院・本山派利学院・本山派快照院。蔵場が立町と豆腐町にあり雑穀蔵が5棟ある。村内大谷に亘理氏が住居していたと伝える北小屋館跡がある。村用水は金津大堤より36貫余を引水している。明治元年新南部氏領,以後,白石【しろいし】県・角田【かくだ】県・仙台県・宮城県・磐前【いわさき】県を経て,同9年宮城県に所属。同22年伊具郡藤尾村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7255822
最終更新日:2009-03-01




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