ケータイ辞書JLogosロゴ 加瀬(中世)


宮城県>利府町

 室町末期に見える地名。留守氏の所領,高用名【たかもちみよう】の中の1つと考えられる。「留守分限帳」に留守氏の重臣,佐藤玄蕃頭の知行地の1つに「田子屋地・かせ山・東宮一万五千刈三十二貫六百地」とある(宮城県史30)。伊達政宗の初期検地の1つ,文禄4年6月吉日付の「宮城之郡利府之郷検地名寄帳」に八幡町・南町加瀬の一部などが見え,検断が置かれて町加瀬を形成していた。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7255876
最終更新日:2009-03-01




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