ケータイ辞書JLogosロゴ 金山椿村(中世)


宮城県>利府町

鎌倉期から見える地名留守氏の所領,高用名【たかもちみよう】内の1村単に椿村・【つばき】村・金山とも記される現在,多賀城【たがじよう】市・利府【りふ】町にかなやま・つばき等の地名はないが,利府町加瀬村あたりと考えられる(利府村誌)初見は「留守文書」文永2年3月2日付の留守家広譲状に「椿村 田は東宮に参町減ずべき也」とある同文書貞治3年11月10日付の留守参河宛斯波直持施行状に「金山,椿村と号す」とあるから,椿村は金山村とも称されていたことがわかるさらに同文書正安2年5月21日付の留守家政譲状には,「高用名内余部村,岩切村,金山,椿村並びに南宮村」と見え,「余目文書」応永8年5月14日付の留守家持譲状には「あまるめのむら,かな山のむら,五か(日)いちば,けわいさか,にいみち」とある
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7255906
最終更新日:2009-03-01




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