ケータイ辞書JLogosロゴ 瓦山(中世)


宮城県>河南町

鎌倉期に見える地名深谷保のうち名取市館腰所在新宮寺文殊堂一切経写経奥書寛喜2年閏正月27日銘に「奥州陛国深谷保瓦山別処の住人僧月円坊永秀生年廿六」とあり,仏法のためにこの書写を助けたとある「別処」(別所)は僧侶が修行もしくは隠棲のために本拠とする寺院から移動する特別修行所の意味瓦山の地にそのような熊野信仰につらなる宗教施設のあったことが知られる深谷保瓦山は当町須江村の瓦山に当る南北に走る丘陵のほぼ中央,奈良〜江戸期にわたる窯跡があり,「瓦山」は「かわらけ山」の意味で,つまり陶山のことであろう
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7256031
最終更新日:2009-03-01




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