ケータイ辞書JLogosロゴ 花島村(近世)


宮城県>角田市

 江戸期〜明治22年の村名。伊具郡西根のうち。仙台藩蔵入地と一門石川氏の給地。「元禄郷帳」の村高は308石余,「天保郷帳」では656石余。「安永風土記」によると,村高は田代59貫余・畑代5貫余(うち茶畑3貫余)で計65貫余,うち蔵入地3貫余・給地62貫余。人頭は寛永検地の竿答百姓10人から22人に増加。家数25(うち名子3軒)・人数143・馬数16。神社は村鎮守の深山社,鶏権現社・若宮八幡社・道祖神社・熊野社。仏閣は毘沙門堂・阿弥陀堂。用水は溜高9貫余の柳原堰,30貫余の赤岩江堀,20貫余の加平堂江堀より計59貫余を引水している。明治元年新南部氏領,以後,白石【しろいし】県・角田【かくだ】県・仙台県・宮城県・磐前【いわさき】県を経て同9年宮城県に所属。同22年伊具郡北郷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7257265
最終更新日:2009-03-01




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