ケータイ辞書JLogosロゴ 青崎村(近世)


秋田県>秋田市

 江戸期〜明治22年の村名。秋田郡のうち。秋田藩領。慶長8年の村高310石余と推定される。「正保国絵図」では本田当高323石。「元禄7郡絵図」でも同じ。「享保黒印高帳」では村高429石余・当高446石余(うち本田347・本田並96・新田3)。「享保郡邑記」では46軒。「寛政村附帳」では格(隔)年親郷大久保村・同上虻川【かみあぶかわ】村の寄郷として当高447石余(ほとんど給分)。「秋田風土記」では57軒・450石,用水は堤。鎮守観音堂。神明社と恋島明神社も鎮座。臨済宗妙心寺派白沢山普蔵院はもと長岡にあり,久保田大悲寺末。開山東英和尚は天正5年寂。梵天長根には1万本余の松林があり,また村中植立のスギが多い。小友との間に桃林の跡があった。明治の郡区町村制下には笠岡・岩城【いわき】・中野・長岡・小友の5か村と連合。戸長役場は笠岡村に置く。明治22年南秋田郡下新城村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7257934
最終更新日:2009-03-01




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