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- 新所村(近世)とは
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新所村(近世) 江戸期~明治16年の村名豊前国田川郡のうち遠賀【おんが】川支流の彦山川上流域に位置する地内には鍾乳洞3があり,琴平山にはドリーネが散在する石灰岩質の土地「人畜改帳」「開善寺過去帳」,および嘉永5年の文書などには「新所」「新所村」と見え,藩内では独立村として扱われたが,郷帳・国絵図類には村名が見えず,幕府に対しては夏吉(夏焼)村1か村として書き上げられた夏吉村の新田として開発され,一説によれば寛永10年の成立ともいう小倉藩領糒【ほしい】手永に属す元和8年の家数26・人数49(男25・女24),牛6・馬2(人畜改帳)嘉永5年の家数60・人数272,牛32・馬7(田川市史)享保飢饉の餓死者は65人(開善寺過去帳)明治初年までに正式に夏吉村が東夏吉村・西夏吉村・当村の3か村に分かれ,当村が成立した明治初期の戸数62・人口253(男128・女125),牛44,産物は米184石・麦90石・櫨実9,000斤・石灰20万斤・煽石50万斤(豊前村誌)明治16年夏吉村の一部となる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
新所村(近世) 江戸期~明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」