ケータイ辞書JLogosロゴ 泉田村(近世)


秋田県>岩城町

 江戸期〜明治22年の村名。出羽国由利【ゆり】郡のうち。もと最上氏領。赤尾津【あこうづ】郷17か村のうち赤寺村と記載。元和8年本多氏領を経て,同9年亀田藩領。大正寺【だいしようじ】郷(大正寺通りともいう)16か村のうち。泉田村と改称。土地は赤褐色を帯び上質であり,水利も便利であった。村高は「正保国絵図」で201石,正保3年5月28日「高目録」では201石(うち田200.9・畑0.1)と図示。「元禄7郡絵図」では149石,「天保郷帳」では161石。享和2年の「領内村々庄屋覚帳」によると,庄屋は田口清七であった。小森に八幡神社がある。明治9年の田15町4反余・畑2町余・宅地9反余,計18町4反余。家数は平民12・神社1,計13軒,人口は男35・女32,計67人,牡馬17頭(郡村誌)。明治12年田口源治郎が戸長になる。同22年由利郡亀田町の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7258181
最終更新日:2009-03-01




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