ケータイ辞書JLogosロゴ 鵜木村(中世)


秋田県>若美町

 戦国末期に見える村名。出羽国小鹿島【おがしま】に属し,のち秋田郡小鹿島の村となる。史料上の初見は秋田実季「文禄3年知行帳」(白根文書/秋藩家)記載の「鵜木村」1,028石余である。この数値は角間崎村など近隣諸村分も含む数値であり,天正19年豊臣秀吉朱印安堵状写では,当村は角間崎村の分に含まれていたとみられる。文禄4年には当村内に竹内八蔵・舟木源五郎ら秋田氏家臣4人が30石ずつ120石の知行地を与えられている(県庁文書)。宇津木花墓地に貞和4年銘の板碑,道村の中世の開基といわれる曹洞宗松原補陀寺末の日向山永源寺境内に康永紀年銘の板碑がある。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7258346
最終更新日:2009-03-01




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