ケータイ辞書JLogosロゴ 大水口村(近世)


秋田県>由利町

 江戸期〜明治22年の村名。出羽国由利【ゆり】郡のうち。慶長7年〜元和8年最上氏領,同8年本多正純領,同9年から本荘藩領。「正保国絵図」に当高99石余とあるのが初見。元禄11年「村高帳」には59石余とある。慶応4年「滝沢郷村鑑書上帳」(木村家文書)では高131石余(本田・新田・畑とも),家数13軒・人数68(うち男36・女32)とある。村鎮守は山之神堂。大水口番所が置かれた(本荘藩分限帳)。天明4年10月2日菅江真澄は当村を経て矢島に向かうが,「おみのうち」と記している(秋田のかりね)。明治9年の戸数15(うち小社1)・人数79(うち男43・女36),馬19頭,うち4頭を本荘町馬市に販売(郡村誌)。同22年由利郡東滝沢村の大字となる。合併時の戸数15・人口91であった(東滝沢村誌)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7258560
最終更新日:2009-03-01




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