ケータイ辞書JLogosロゴ 鯉川村(中世)


秋田県>琴丘町

 戦国期に見える村名。出羽国檜山【ひやま】郡のうち。口碑ではもと添川【そえがわ】村と称したというが,未詳。史料上の初見は,天正19年正月17日豊臣秀吉が秋田実季の当知行を安堵した朱印状写に「川尻村・こい川村」327石とある(秋田家文書)。並記の川尻村は湖岸低湿地開拓がまだ充分でなく,慶長8年にも村高77石余の地であるので,上述石高のうち250石前後が鯉川村分であったと推定できる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7259180
最終更新日:2009-03-01




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