ケータイ辞書JLogosロゴ 小枝指村(中世)


秋田県>鹿角市

 戦国期に見える村名。陸奥国鹿角【かづの】郡のうち。「鹿角由来記」に「小枝指村。小枝差左馬領知。本名奈良也。館有り」とある。鹿角地方に鎌倉期に入った地頭の1人奈良氏の力は,南部氏勢力の鹿角支配後も在地に強く残った。この館は,小枝指又左衛門の居住したもの(邦内郷村志)とも伝えられ,また小枝指ノ城とも称し,近世「小枝指村に今も城跡あり。天正年中,小枝指小二郎が居りし城なりとなん」(奥々風土記)といわれた。現在も館という地名があり,その点からも規模の大きさが知られる。七ツ館と呼ばれ,自然の小さい谷と空濠によって区切られた7区画からなっており,そのうち3区画が昭和30年調査され,竪穴住居址・武器・木工具・宋銭・明銭・宋や明の陶片などが発見された。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7259207
最終更新日:2009-03-01




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