ケータイ辞書JLogosロゴ 金浦村(中世)


秋田県>金浦町

 戦国期に見える郷村名。出羽国由利【ゆり】郡のうち。天正20年(文禄元年)の「秋田大井文書」(藩採集)によれば,仁賀保兵庫頭は仁賀保宮内少輔に対し,志と橋村・本郷村・大竹村・中沢村・檜口村・金浦村6か村の田地7万8,000苅(此米780石,但半物成にして1,560石)を知行として宛行っている。また「津軽一統志」には,津軽氏が豊臣秀吉に鷹を贈った際の港名を載せているが,由利郡内では「ゆりの内あら川仁かふ分領・ふるき・このうら」と見え,当村は古くから良港として知られていたことがわかる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7259290
最終更新日:2009-03-01




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