瀬田石村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡鹿角【かづの】郡毛馬内【けまない】通のうち｡南部藩領｡｢邦内郷村志｣に,蔵入高20石余･給分采地247石余,馬73,戸数50｡修験喜楽院を別当とする八幡宮,修験不動院を別当とする伊勢宮をまつる｡また｢西深山,秋田領に嶺或は川を以て界をなす｣という国境の村である｡｢天保郷帳｣で267石｡地租改正を機に明治9年石野【いしの】村を合併｡郡区町村制下毛馬内･岡田両村と連合｡戸長役場は毛馬内村にあった｡同22年鹿角郡毛馬内町の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7259750
最終更新日:2009-03-01