ケータイ辞書JLogosロゴ 大門(中世)


秋田県>稲川町

 南北朝期から見える地名。出羽国雄勝【おがち】郡のうち。康暦元年8月8日川連弥次郎借銭状の端裏書に注記された「大門」が,中世の唯一の史料(米良文書)。当地方の領主川連弥次郎はこのとき紀伊国熊野神社の檀那として,おそらく当地方の熊野先達大弐【だいに】阿闍梨から借銭したが,端裏書は担保に指定した大門別当職がついに質流れとなったことを示している。川連氏の兼帯していた大門別当職とは,近世の縁起の語る栗駒山信仰の修験的な宗教機関であったとみられる。慶長8年には村高52石余の大門村となっている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7259812
最終更新日:2009-03-01




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