ケータイ辞書JLogosロゴ 堂口村(中世)


秋田県>角館町

 戦国期から見える村名。出羽国山本郡(北浦郡)のうち。天正18年12月19日豊臣秀吉朱印安堵状写に初見(戸沢文書)。「堂口村」572石余(うち田44町・畑5町)とあり,角館【かくのだて】城主戸沢光盛の当知行地。ただし,この石高は堂口村を筆頭に書き上げられた数か村分の統計数値を堂口村に付したものにすぎず,同朱印状写に併記された「白岩之内下信【しものぶ】村」482石余とともに,近世秋田藩政下の白岩前郷・白岩堂口・白岩広久内【しらいわひろくない】・桜田・上花園・下花園の6か村(慶長8年村高1,219石余,枝郷25か村を含む)分に該当する。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7260139
最終更新日:2009-03-01




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