ケータイ辞書JLogosロゴ 深持村(中世)


秋田県>井川町

戦国期に見える村名出羽国秋田郡のうち天正19年正月17日豊臣秀吉が秋田実季の当知行を安堵した朱印状写に,「ふかもち村・泉田村・田中村・中のめ村・かまふち村」305石余とある(秋田家文書)並記の村々との関連からして,湖東通り井川中・下流域に存在した小村と推定される村名は近世以降伝わらない虻【あぶ】川(豊【ゆたか】川)中流域の船橋【ふなはし】村の字地に深持の地名が見えるが,距離的に離れすぎる檜山【ひやま】郡や平鹿【ひらか】郡の「ふかもち」が深間内【ふかまうち】として地名をとどめている点からすると,八田大倉【はつたおおくら】村に深間【ふかま】の字地をとどめた地点こそ,当村にふさわしい井川と赤沢川の中間低湿地上に位置する付近に八幡神社がある
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7260824
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ