ケータイ辞書JLogosロゴ 湯瀬村(近世)


秋田県>鹿角市

 江戸期〜明治9年の村名。鹿角郡花輪通のうち。南部藩領。「邦内郷村志」によれば,蔵入高75石余・給分采地6石余・馬52・戸数37(うち枝郷に当たる居熊井・石通・才田・大岩平分10)。「天保郷帳」では81石である。「奥々風土記」には湯瀬駅は鹿角郡内五駅の1つであると記す。また湯瀬温泉について「泥の気ありて,常に濁れり。疥癬・諸悪瘡の類によし。往来の道の辺なれば,人多く集える処なり」とある。明治9年宮麓村の一部となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7261409
最終更新日:2009-03-01




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