ケータイ辞書JLogosロゴ あひ川(中世)


山形県>新庄市

室町期から見える地名村山郡のうち初見は「義経記」(古典大系)で「羽黒権現を伏拝み参らせ,清河(現立川町)といふところに付て,すぎのをか船に棹さしてあひかはの津に着かせ給ひ」とあるまた同書には「矢向(八向)の大明神を伏拝み奉り,会津の津に着き給ふ」とあるが,この「会津の津」は別本(阿波国文庫本)に「あひ川の津」とあるところから当地の誤写とされている地名は最上川と新田川の合流点の意と思われ,古くからの最上川の津港で,舟運の要所であったことがわかる最上地方,現在の新庄市大字本合海に比定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7261539
最終更新日:2009-03-01




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